ゲップが増えれば逆流性食道炎の可能性が高い理由

逆流性食道炎とゲップ
逆流性食道炎にはゲップが増える
という症状が有ります。

そのゲップで胃酸が逆流しやすくなる
ので本当に嫌な感じになります。

ゲップが嫌いになる。

では、なぜ逆流性食道炎発症時に
ゲップがよく出るようになるのか。

それは胃の中の空気やガスの増量により
食道と胃のつなぎ部分にある括約筋の
締まりがゆるくなることが原因です。

急いで食べる時やガスを含んだ食べ物や
飲み物を摂る時に空気やガスが胃の中に
入ります。

ガスや空気が胃の中に溜まっていくと
括約筋が圧迫されて閉まる力が弱まります。

括約筋の役割は食道から降りてくる食べ物を
胃に入れて、胃から胃酸や胃酸を含んだ
食べ物が食道へ逆流しないように
胃の入り口を閉じることです。

しかし、括約筋の力が弱くなると
胃から胃酸が自由に逆流してしまう事になり、
逆流性食道炎が発症します。

胃に溜まった空気も漏れ易くなるので
逆流性食道炎が発症するとゲップが
出易くなる訳です。

ゲップは逆流性食道炎の症状の一つです。

その対策としては、よく噛んで
ゆっくり食べる事が大事です。

十分噛まないでかつかつ食べると
空気が呑み込まれてしまうゲップが出やすく
なる。

また、出きるだけ炭酸飲料を避けた方がいいです。
特に、逆流性食道炎の症状が現れている時は
炭酸飲料を一切飲まない方がいいです。

コーラーや他の炭酸飲料には大量のガスが
含まれているので
胃に空気が直ぐ溜まるので逆流性食道炎が
起りやすいです。

また、胃の機能が低下すると消化が悪くなり、
胃の中にガスが発生し易くなります。

たまに出てくる異常な臭いのゲップは
溜まった悪臭ガスが原因です。

その対策としては、消化にいい物を食べる事、
寝る直前に食べないことです。

胃の負担を減らすことが大事です。

ゲップが出易くなるもう一つの原因は
精神状態が安定していない時です。

精神状態が不安定になると呼吸が乱れ
空気を呑み込み易くなります。

この状態が続くと胃にどんどん空気が
溜まっていくのでゲップが出易くなります。
自分を落ち着かせて、正しく呼吸するように
意識しましょう。